ConohaでRedmineをSSL(https)で利用する

ConohaではRedmineテンプレートが準備されているので、サーバ契約と同時にRedmineの利用が可能になる。
512MBで契約すれば、630円/月で運用が可能。

httpsでのアクセスは準備されていないので、Let's Encryptを使ってhttps化させる。

Redmineテンプレートからサーバを作成する

Conohaにログイン後、サーバを追加ページのイメージタイプで「アプリケーション」にすると、Redmineが選択可能になるので、作成する。
以下、契約したサーバにログインして実行。

Firewallの設定

httpsでのアクセスが許可されていないので、有効にする。

# firewall-cmd --list-all
# firewall-cmd --add-service=https --zone=public --permanent

SSLライブラリの追加

インストールされているWebサーバ(Apache)にはSSLライブラリが入っていないためインストールして設定する。

# yum install mod_ssl

httpsアクセス時のDocumentRootの設定

# vi /etc/httpd/conf.d/ssl.conf
DocumentRoot "/var/lib/redmine/public"

# systemctl restart httpd

この状態でhttpsでのアクセスは可能だが、自己証明を使っているため、アラートがでてしまう。
Let's Encryptで証明書を発行してアラートをなくす。

Let's Encryptの設定

# yum install epel-release
# yum install certbot python-certbot-apache

# certbot certonly --webroot -w /var/lib/redmine/public -d ドメイン名

上記を実行すると、秘密鍵や証明書が作成される。
/etc/letsencrypt/live/ドメイン名/

ssl.confを設定する。
# vi /etc/httpd/conf.d/ssl.conf
SSLCertificateFile /etc/letsencrypt/live/ドメイン名/cert.pem 
SSLCertificateKeyFile /etc/letsencrypt/live/ドメイン名/privkey.pem
SSLCertificateChainFile /etc/letsencrypt/live/ドメイン名/chain.pem

# systemctl restart httpd

ここまでで、httpsでredmineにアクセスが可能になる。
管理者のログインは
ID: admin
PW: admin
で可能。(初回ログイン時にパスワードの変更が必要)

コメント

  1. ConoHa でRedmin を立ち上げて スマホアプリでアクセスするには https が必要なようで、
    このサイトが参考になりました。ありがとうございました。
    一点、firewall のリロードコマンドが記載されていませんでした ^.^

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

Laravel5.5でPostgreSQLの設定(Homestead)

Laravel5.5の開発準備(Homestead)